湯シャンが気になるという方は多くても、シャンプー・リンスをやめてお湯洗いのみになることへの抵抗や不安がある人は多いのではないでしょうか。
私も髪が長い方なので、湯シャンを試し始めたときは、しっかりと髪や頭皮を洗えているのかとても不安でした。
お湯洗いの洗浄力を信じられなかったし、自分が本来もつ頭皮の力も信じられなかったので、始めの頃は湯シャンの推奨温度を超えた熱々のお湯で頭を洗っていたことも…。
今回はそんな私の不安を払拭してくれた、炭酸水シャンプーについて、くわしく書いていこうと思います!
- 炭酸水シャンプーの効果
- 市販の炭酸水でシャンプーする方法
- 炭酸水の作り方と作った炭酸水シャンプーでの洗い方
- 最初は安い櫛(クシ)を選ぶことをおすすめします
- 湯シャンのときに汚れた櫛(クシ)の洗い方
- 化学者に炭酸水を自分で作るリスクとオススメの配合について聞いてみた
- 本日のまとめ
それでは今日も元気にいってみよ~う!
炭酸水シャンプーの効果
湯シャンを始めた頃に、頭皮のベタつきがきになっていた私がたどりついたのが、炭酸水シャンプーですが、その効果についてザックリとあげてみたいと思います。
- 皮脂やホコリなどの頭皮の汚れを吸着して取り去ってくれる
- 気になる臭いを取り除いてくれる
- 頭皮や髪の健康状態を左右する血行を良くしてくれる
- カラーやパーマで崩れた頭皮や髪のバランスを元に戻してくれる
- 頭皮や髪を引き締めてくれる
要は、『市販のシャンプーを使っていたときと同じように綺麗にしてくれるけど、市販のシャンプーよりも頭皮や髪のダメージはないし、むしろ健康的にしてくれますよ。』ということですね。
湯シャンで多くの方が気にされる、臭いを取り除いてくれるというのは、心強いものです。
市販の炭酸水でシャンプーする方法
炭酸水シャンプーと検索してみると、買ってきた炭酸水に市販のシャンプーを少し混ぜて洗う方法や、炭酸シャンプーという商品が出てきたりしましたが、私がお世話になっている炭酸水シャンプーはそういった市販の洗剤は使っていません。
ただ、炭酸水で洗うだけというものです。
炭酸水で洗うだけというと、2つの方法が考えられます。
- 市販の炭酸水を買ってきて洗う(1本1リットルのものとする)
- 炭酸水を自分で作る
市販の炭酸水で洗う方法
まず髪を全体的に櫛(クシ)でとかします。
それから、
- シャワーの前に炭酸水1本をゆっくりと頭皮にかけ流す。
- シャワーの前にタオルを巻いた頭に炭酸水1本を染み込ませながらかけ流す。
- シャワーの前に洗面器に1本の炭酸水を溜めてそこに頭をつける。
という方法が多いかな、と思います。
タオルを巻いた頭に炭酸水を染み込ませながら流すというのは、かけ流すだけよりも頭に炭酸水を長くとどまらせることが出来るから、もったいない感が減りますね。
炭酸水の作り方と作った炭酸水シャンプーでの洗い方
それでは私がいつも作っている炭酸水の作り方をご紹介します。
【材料】
お湯 (38~40度) 4L
重曹 (食品用) 10g
クエン酸(食品用) 8g
【作り方】
①洗面器にお湯をはる
②お湯に重曹をよく混ぜて溶かす
③クエン酸を投入(目で見て溶けてたらOK)
【炭酸シャンプーのやり方】
髪を全体的に櫛でとかしたら、炭酸水に頭をつけるだけ。(普段は大体5~10分ほどつけてます)
耳の裏や皮脂が気になる部分は、少し指でマッサージしたりしています。
仕上げにシャワーでゆすいで終了。
といった流れです。
ポイントは、『炭酸水に頭をつける前のブラッシング』です!
櫛でとくことによって、髪についたホコリや汚れをとってくれるのですが、ブラッシングするかしないかで仕上がりが断然違ってきます。
炭酸水シャンプーの後は、とてもサッパリして気持ちが良いです(*´ω`*)
そして洗面器の中にはホコリや汚れが浮いていて、ひどいときには皮脂で濁っています。←汚い。笑
炭酸水の洗浄力は強く、洗い上がりはとても爽快です。
シャンプーで洗っていたときか、それ以上にスッキリします。
毎日炭酸水で洗うと頭皮への刺激は強すぎるようなので週に1回程度が目安であり、おすすめします。
ヘアワックスや、焼き肉後などのしつこい汚れや臭いがついてしまったときにもおすすめです。
私は使用している洗面器が4リットル用の物なので、上記の分量で作りました。
お湯が1Lの場合
私が使っているシャボン玉 重曹は、たっぷり680g入って500円以下(大体)。
クエン酸は、950gも入って700円以下(大体)と、大容量でお得です。
一度買うと長い間使うことができるので、節約になります^^
最初は安い櫛(クシ)を選ぶことをおすすめします
湯シャン前に使う櫛ですが、最初は安くて気軽に使える物をおすすめします。
せっかく湯シャンをするのだから、櫛にもこだわりたいという気持ちが私にもあったのですが、想像以上に湯シャンを始めたての頃は櫛がギトギトに汚れました。
無印のお洒落な豚毛のブラシに、ギットギトに皮脂やホコリなどが絡まって、それはそれは人には見せられないほど小汚くなりました。笑
個人的には、100均などにあるコームタイプの物が、汚れが落ちやすいかなぁと思います。
もちろん湯シャンを続けていると、毛穴が皮脂のコントロールをできるようになってきて、櫛の汚れもマシになってきますので、その頃には上質な櫛を自分へプレゼントしてあげるのも良いと思います^^◎
最初から皮脂が少ない人もいるのかな?
あくまでこれは私個人のおすすめですので、もちろん最初からこだわりたい方はとことんこだわってみて下さい。
湯シャンのときに汚れた櫛(クシ)の洗い方
1番楽な方法は、炭酸シャンプー後の洗面器に櫛をポイッと入れておくだけです。
汚れがとれるまで5分ほど放置したら、その中で汚れを振り落とすようにフリフリして、最後はお湯でゆすぐだけ。
櫛の炭酸シャンプーですね。
ズボラな私でも何の負担もなく綺麗にできる方法です。
湯シャンに慣れてきたら、櫛の汚れ方も落ち着いてくるので、週に1回の湯シャンのときに洗えば良いのですが、それまでは毎日のように汚れました。
そういうときは櫛のために炭酸水を作ってあげても良いですし、お湯に洗剤を溶かしてそこにつけて洗うという方法もあるようです。
私は櫛用の炭酸水を作るときは毎回目分量です。
大体洗面台にお湯を貼って重曹とクエン酸小さじ1弱ずつくらいかな?
シュワシュワしたらそれでOK^▽^!!
化学者に炭酸水を自分で作るリスクとオススメの配合について聞いてみた
ネットで炭酸水の作りかたを調べていると、重曹とクエン酸をまぜてガスを発生させるだけと、なんとも簡単そう。
ただ、書いてある分量が人によって違うので、『皆なにを根拠にその分量を調べてるんだろう…』と気になりました。
結果から言うと、実際に作った炭酸水を使って異常が無いのであれば過度に分量を心配する必要はないそうです。
ただ、PH値がどうだとか、酸性が、アルカリ性が、頭皮への刺激が…
とかいう注意書きを見つけると、
「実際に自分で粉を混ぜるのって危険じゃないの?」
「素人の判断で作ったものを頭につけるってどうなの?」
「科学的根拠が書かれていない情報を信じて大丈夫?」など、知識が全く無いのでどんどん不安になりました。
そこで、「きっと理解できないだろうけど、素人でも分かるようにザックリ教えて~^o^」と、化学者の主人に聞いてみました。
そして、その説明をザックリと画像にしてみました。
なんだか文字が入るとゴチャゴチャして見えますが、まとめると炭酸水シャンプーに使う、より良い性質の炭酸水は、頭皮や髪と同じ中性に近い弱酸性であること。
そのためには、重曹を入れすぎたらそれだけアルカリ性に傾くし、クエン酸を入れすぎたら酸性に傾いてしまう。
2つを大体同じくらいに混ぜてやると弱酸性になる。
その中でも、『炭酸水を頭皮や髪と限りなく同じ性質にしたいなら、中性に近い弱酸性にしてあげよう^o^』ということです。
ただし、「それほど神経質にならなくても良いし、1:1で作るのが悪いということではない。」とのことです^^
炭酸水を作る材料に食品用と書きましたが、重曹は炭酸水素ナトリウムだけが成分として書かれている物。
クエン酸も他の成分が含まれていない純粋なクエン酸であれば、どれを使っても同じだろうとのことです。
その2つを混ぜ合わせる比率が多少変わったところで、大きな影響はない(弱酸性の中におさまるだろう)ということから、神経質になる必要はないようです。
本日のまとめ
- 湯シャンを始めたいけれど、お湯洗いだけでは不安という方に炭酸水シャンプーはおすすめ。汚れも臭いもしっかり落ちる
- 炭酸水は面倒くさいなら売ってる物を買えば良いし、節約したいなら作るのがおすすめ
- 頭皮や髪の性質は中性に近い弱酸性
- 中性に近い弱酸性の炭酸水を作る化学者おすすめの比率は
重曹:クエン酸=5:4 - 炭酸水シャンプーは洗浄力がとても高いので、週に1回程度がおすすめ
私は湯シャンを始めて2週間くらいは、炭酸水シャンプーの存在を知らなかったので、お湯洗いの洗浄力が信じられずに不安でした。
そして、独特な皮脂の臭いが自分でも分かったので辛かったです。
私の後に勝手に湯シャンを始めていた主人は、臭くなってすぐに炭酸シャンプーを試せたのでそれほど不快な思いをせずに湯シャンを続けられたようです。
以上で湯シャンに関しての記事はすべてとなりますが、今後も変わったことや気づいたことがあれば追加の記事を書きたいと思います。
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今日も読んで頂いて、ありがとうございます!
皆さんにとって素敵な1日になりますように^^