丁寧に生きることを考える

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今まで当たり前に感じていたことが当たり前じゃないかもしれないと、ふと思ったことについて学び綴ります。せっかく生まれた日本という国で、丁寧に生きていきたい。

失敗しない湯シャンの方法を、湯シャン素人が陥りやすい失敗とともに解説

湯シャンとは、シャンプー・リンスを使わずにお湯だけで洗髪をすることです。

ネットで検索してみると、湯シャンについて色んな情報が出てきますね。

『ドライヤーはするべき!』

『いやいやドライヤーはしない方が良いよ。』

『ヘアオイルはこだわった物を使うべき。櫛(クシ)もこだわりの物・自然な物だとなお良いよ!』

『ベタつきや臭いが酷くで途中で断念した…。』

などなど…。

そこで今回は、湯シャン素人の我が家が、実際に失敗した頭皮のベタつきや臭いの原因とともに、正しい湯シャンの方法について書いていきたいと思います。

ぜひ最後までごらんください。

湯シャンの方法~全体の流れをザックリ説明~

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湯シャンの方法

  1. お湯で洗う前にクシで髪の毛をといて汚れを落とす
  2. 38~40度までのぬるすぎず熱すぎない温度のシャワーで洗う
  3. タオルでしっかりと水気をとる
  4. パサツキが気になるなら、お好みの油(私は家にあったオリーブオイル)を少し毛先に塗る
  5. ドライヤーでしっかりと乾かす

 たったこれだけです。

お風呂前に髪の毛をクシでといて、シャワーで頭を洗うだけ!

めちゃくちゃ楽ちんです!

ドライヤーは、昔ながらの自然派を良しとする考えの方は、しないほうが良いと言いますが、私の場合は美容師さんにドライヤーを推奨されたので、言うことを聞いてしっかりと乾かしています。

美容師さんいわく、「頭の臭いで悩んでいる方の中には、ドライヤーでしっかりと乾かさずに、濡れた状態で放置することによって臭いが発生してしまっている人が多いです。」とのことでしたので、臭いが気になりやすい初期の湯シャンでは特にドライヤーを使用した方が良いと判断しました。

ただ、ドライヤーの熱で髪や頭皮が傷むのも事実だと思うので、ドライヤーの前にはできる限りタオルで乾かすように気をつけています。

 

主人が湯シャンで雨に濡れた犬臭くなった話

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今は夫婦で湯シャンをしているのですが、最初の頃はまず私だけが湯シャンを試すはずでした。

2人とも湯シャンド素人でしたので、

  • 万が一湯シャンに失敗して、人様に迷惑をかけてはいけない。
  • 2人とも湯シャンにしてしまったら、臭いチェックが機能するのか分からない。

ということから、私が無事に湯シャンを成功させるまでは、会社勤めの主人には通常通りシャンプー・リンスを使い続けてもらおうと思ったのです。

「それまでは、私の臭いチェック担当としてお願いします^^」と、声をかけていたはずなのに…2週間後…。

主人「実は俺言ってなかったけど、君の1週間後から湯シャンを開始してるんだ^^」

えええええ!!!?

私の内心『なるほど。だからか…。』

思い返してみれば、3日前ぐらいから主人がなんとなく臭かったのです。

口が臭うのか、もしくは時期的にしつこい汗をかいたのかと思っていました(^_^;)←失礼。

同じ部屋にいるだけでは臭わなかったのですが、ハグをしたり隣に寝転んだりする近距離になると、しばらくお風呂に入っていない人の独特な嫌~な臭いがしていたのです。

いや、雨にずぶ濡れになった犬の臭いかな(-_-;)。

毎日私の臭いチェックをしていた主人は、湯シャンを始めた私の頭が予想していたよりも全然臭わなかったことで、『思っていたより湯シャンって臭わないものなんだ!』と感じたらしく、『だったら俺もさっさと始めよう!!』と決断したらしいです。

私の湯シャン開始1週間後に、ちゃんとしたやり方も調べずにお湯洗いのみに切り替えていた主人でした。

 

湯シャンで頭が臭くなった原因はコレ!湯シャン素人が陥りやすい失敗。

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臭いだけでみたら、完全に湯シャンに失敗している主人。

その原因は、『今までずっとシャンプー・リンスをしてきた人間が、何の準備もせずにいきなり湯シャンに切り替えたこと。』です。

私は湯シャンの方法について、主人に説明をしていなかったので、主人は湯シャンに移行するまでの準備期間や、体の変化について一切知りませんでした。

 

湯シャンを始める前に必要な準備と体の変化

湯シャンに失敗して諦めた人の話を聞くと、主人のように『湯シャンに準備が必要だと知らなかった』と言います。

もちろん、絶対に準備が必要というわけではなく、別に準備しなくても湯シャンに移行はできます。

ただ、主人のように体が慣れるまでは、臭くなる可能性が高まります

それでも主人は強行突破し、現在湯シャンに完全移行できました。

他人に迷惑をかけるまでの激臭ではありませんでしたが、その間、妻としては夫とベタベタくっつきたい欲は無くなりました。笑

ここで、どうして体を慣らす必要があるのかを説明します。

そもそもシャンプー・リンスを使ってきた人の体は…

本来は必要な汚れや油まで洗い落とされることに、体が慣れてしまっています。
そのため、体が必要な油を補うために、ジャンジャン皮脂を出すことにも慣れてしまっています。

だから皮脂腺(皮脂を出すところ)が開ききってしまっている状態です

そんな状態の体に、「今日から湯シャンにするから、そんなに油いらないよ~。だから皮脂腺閉めといて~。」と、願ったところで突然体は対応できません。

先程も書きましたが、体は変化に慣れるのに2週間ほどかかるからです。

ということは、体が慣れるまでは今までと何ら変わらず、体は皮脂を出し続けます

なので、突然湯シャンに変えるということは…

湯シャン(適度に汚れと皮脂を残して洗っている)今までの体の機能(開ききった皮脂腺からジャンジャン皮脂を出す)油+油のダブルギトギトパレードというわけです。

これがもともと脂性の人であれば、見た目にもテカテカになってしまうかもしれません。

主人はテカテカにこそなりませんでしたが、この油のダブルギトギトパレードによってとても臭くなってしまいました。

ということで、もしも湯シャンを考えている方がいれば強行突破はお勧めしません

体というのは賢いもので、必ず環境に順応してくれるようになります。

『あ~もう無理して油を出さなくてもいいんだな。』体が分かれば、皮脂腺も自然と適度に閉まってきます。

 

湯シャンを始める前の具体的な準備の方法

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湯シャンを始める前には、準備をすることが大切だと言いましたが、何か新しく買い揃える必要はありません。

大切なのは、体を湯シャンに慣れさせてあげることです。

上記でも書きましたが、体が変化に慣れるのには最低でも2週間は必要です。

なので、今までずっとシャンプー・リンスを使ってきたのなら、

1. まずはリンスだけ止めてみる(慣れたら2へ)
2. シャンプーを1日おきにしてみる(慣れたら3へ)
3. シャンプーを2日おきにしてみる(慣れたらもっと間隔をあけていく)

というのを繰り返すことで、少しずつ体を湯シャンに慣れさせる準備をしていきます。

私は上記の方法で少しずつ湯シャンへと移行していきました。

その他にも、例えば

1. 週に1回湯シャンにする(慣れたら2へ)
2. 4日に1回湯シャンにする(慣れたら3へ)
3. 3日に1回湯シャンにする(慣れたらどんどん間隔を狭めていく)

という方法でも良いです。

要は、無理せずに自分の体の順応ペースを見ながら、ゆっくりと慣らしていけば、どんな方法でもいいと思います。

絶対この準備方法じゃないとダメっていうのは、ないのだろうと思います。

なぜなら、『ひとりひとり体から出る油の量も違うだろうし、普段食べている物が違うから、気になる皮脂の状態や匂いも違う。』

『脂性の人だと、そうじゃない人に比べて湯シャンに移行する時間が長くかかるかもしれない。』など、人それぞれ体質が違うからです。

ゆっくり自分の体と相談しながら湯シャンに以降していけると良いですね^^

 

今日のまとめ

  1. 湯シャンは慣れたらただお湯で洗うだけ。簡単で楽で安い!
  2. 湯シャンとは、始める前に準備することが大切。
  3. 湯シャンの準備をおこたると、雨で濡れた犬臭くなる。
  4. 体は変化に慣れるのに2週間はかかる。
  5. 体の変化に耳を傾けず湯シャンに強行突破すると、皮脂が必要以上に出て臭いの原因に繋がる。
  6. 湯シャンをするのに、特別な何かを買い揃える必要なんてない。

今回も湯シャンについてのお話でした。

ド素人による始めての湯シャンは失敗もありましたが、夫婦で楽しく脱シャンプー・リンスできました。

よければこちらの記事『湯シャン始めの気になる臭い・べたつき・髪のきしみの様子と対処法 』も読んで頂けると嬉しいです!

今日も読んで頂き、ありがとうございました^^

皆さんにとって素敵な1日になりますように。

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