シャンプーとリンス、この2つは毎日のお風呂にかかせません。
とくに今まで気にしてこなかった習慣ですが、アメリカにきて思いました。
シャンプーとリンスは本当に必要なのか?
そこで今回は、私がなぜ疑問に思ったのかと、美容師さんに教えてもらったシャンプー・リンスについてをまとめて書いていこうと思います!
ちょっとお高いシャンプーを使うべきか悩んでいるという方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
- なぜシャンプーとリンスを使うことに疑問を感じたのか
- シャンプーとリンスの役割知っていますか?
- 美容師さんが教える市販のシャンプーがだめな理由
- 美容師さんが教える避けるべきシャンプー
- そして面倒くさがりな私がたどりついた所
なぜシャンプーとリンスを使うことに疑問を感じたのか
主人の留学先のアメリカのシャワーが硬水だったことと、日差しがめちゃくちゃ強かったこと、湿気がほとんどない環境であったことが引き金となっておこった頭皮トラブルが原因です。
使ったのは、日本から持ってきた使い慣れたシャンプーとリンス(確か市販のパンテーンとかアジエンスだったはず)。
いつもと同じように洗いましたが、お風呂上がりには髪の毛がギシギシに!!(*_*;
私は天然パーマが強い猫っ毛で、日本では縮毛矯正をしていました。
そのため、もともと傷んでいる髪です。が!!
それを差し置いてもあり得ないほど髪の毛がギシギシです!!
恐るべし硬水…(´;ω;`)
軟水になるように浄水器をつけて髪質はマシになってきたものの、次は大量のフケに悩まされます。
強い日差しで髪も頭皮も傷みだし、しまいには頭皮湿疹までできる始末。
気づいたら夫も同じ状態で、二人して頭の痒みに悩まされました。
鏡で確認したら、ぎっしりと見える大量のフケ。
明らかに頭皮が乾燥している様子でした。
『洗いすぎ?(;´Д`)』
そう思って、シャワーの温度を下げてみたり、シャンプーやリンスの量を減らしてみたり、できるだけ頭皮にシャンプーやリンスがつかないように気をつけて洗うようにするなど工夫をしてみました。
アメリカの水にはアメリカの洗剤が合っているのかもと、現地で敏感肌の人用の物を買って試したりもしてみました。
が、頭の痒みも大量のフケも一向に改善されず(´・ω・`)
なので、近所の人に聞いてみたら「アメリカでは、髪の毛が傷むという理由で毎日髪を洗ったりはしないわよ(^o^)」と言われました。
『おぉ!!そうだったのか!』
ということで、毎日お風呂には入るけど、髪の毛だけは2日に1回洗うというのに切り替えてみました。
が…それはそれでかゆ~~~~い!!
2日目の夜には髪の毛がベタついてて汚らしいし。
相変わらず頭の痒みがあってなんだか気持ち悪いし、スッキリしない(´・ω・`)。
もういっそのことシャンプーとリンスしないほうがマシなんじゃないのか。
というか、『そもそも何でシャンプーとリンスってするの?シャンプーとリンスは本当に必要なものなのか?!』といった経緯です。
シャンプーとリンスの役割知っていますか?
ここでは、シャンプーとリンスの役割についてまとめてみました。
シャンプーの役割
ザックリ説明すると『頭皮と髪の洗浄』です。
汚れや老廃物だけじゃなくて、髪についた有害な物や、臭いの原因になる酸化した脂とか全部取り除いてくれます。
リンスの役割
ザックリ説明すると『髪と頭皮の保護』です。
シャンプーが、必要な脂や汚れまで落としてしまうから、頭皮や髪のバリアがなくなって髪はパサパサに乾燥し、皮膚もボロボロになってしまいます。
なので、リンスで膜をはってあげることによって、髪をサラサラにしてあげる、保湿して頭皮や髪を刺激から守ってあげる。
要するに、シャンプーとリンスの役割とは、『頭が臭くなったり、毛穴が詰まって頭皮トラブルを起こさないように、シャンプーで清潔にしてあげるけど、その代償に、本来頭皮が持っているはずのバリア機能を失うことになるから、リンスで補わないといけなくなる』ということです。
シャンプーをしないなら、本来リンスは必要の無い物なんですね。
美容師さんが教える市販のシャンプーがだめな理由
美容師さんと話すと、シャンプーの大切さについて教えてくれる方が多いように思います。
髪のプロですから、すごい説得力がありますよね。
「リンスはコーティングするものだから最悪どんな物でも良いけど、シャンプーだけは直接頭皮を洗う物なので質の良い物にすることをお勧めします。市販のシャンプーを使っている美容師は居ないと思います。」
と、私が今まで出会った美容師さんは、みんな市販のものを使わないと言うので私も『シャンプーだけなら…』と、何度か奮発をして美容室のシャンプーを購入したことがあります。
ただ、お値段がはるので毎回購入することはできず。
しばらくするとしれ~っと市販の物に戻っていました。
指通りは違う気もするけど、はっきりとした違いに気づくことはできない私。
そこで、
1. 美容室のシャンプーと市販のシャンプーの違い
2. 市販のシャンプーがだめな理由
の2点を美容師さんに聞いてみました。
ザックリと言うと、界面活性剤の質が全然違うらしいです。
そして市販の安いシャンプーの多くは、石油合成系界面活性剤という、頭には刺激が強すぎる石油由来の洗剤らしいです。
ということは、それだけカラーやパーマの持ちも悪くなるし、ダメージもひどくなってしまう。
合成されている物によっては、その成分や添加物が毛根にまで浸透してきて、頭皮トラブルを引き起こしやすくなるようです。
せめてアミノ酸系シャンプーを選ぶようにしたほうが良いとのことでした。
グルタミン酸とかグリシンがどうとか説明してくれたのに、それは覚えられませんでした。笑
美容師さんが教える避けるべきシャンプー
「じゃあ、これだけは避けたほうが良い成分ってなんですか?」と聞いてみました。
すると、
- ラウリル硫酸
- ラウレス硫酸
「もしもこれが成分に入っているシャンプーを使っているなら、すぐにでも使用を中止することをおすすめします。」とのことでした。
この成分は、台所用洗剤や洗濯用洗剤などに入っているくらい洗浄力が強いようです。
それから、シャンプーはできる限り優しい洗浄力の物を選ぶようにと言いました。
理由は、
- 髪は、お湯でゆすぐだけでも7~8割の汚れが落ちるから。
- 残りの2~3割をシャンプーで落としてやったら十分だから。
- しかも2~3割の汚れの中には、本来必要な汚れや油分も含まれてるから、全部落とす必要はない。
ということです。
「あ、極端に言い過ぎるかもしれないけど、市販のシャンプー(ラウリル硫酸やラウレス硫酸などの成分が入っている物)で洗うということは、洗濯物用の洗剤で頭を洗うようなものだと、イメージしてもらうと分かりやすいですかね。」と言われて、ゾッとしました。
ただ、そのほかにも美容師さんは言いました。
- 合成着色料や香料が入っていないものが良い。
- 防腐剤も入っていないほうが良い。
- シャンプーは水が多く含まれてるから腐りやすいし早めに使ってね。
- アルコールも入ってないほうが良いよ。
- シャンプーは基本、顔や体にもつくから、体に優しい物を選ぶように。
など、それはそれは丁寧に教えてくれました。
美容師さん「クリーミーな色のシャンプーとか、色がついてるのは全部着色料だからね。」
そうなの!!?なんでわざわざ色つけるの?
でも、パンテーンのあのキラキラ輝くシルキーな見た目が私はすごく好きでした。
なんならアジエンスのあの黄金色でいい香りのシャンプーなんて超愛用してました。
あれ使ってるときに、汗をかいたら「わたべの頭、いい匂いするね」ってよく言われたし、すごく気に入ってました。
でも、よく考えればそれは、それだけ頭皮にシャンプーが残っているということなのかも…。
むしろ毛穴に入りこんでたのが、汗で湧いてきたのかな…。
そう思うと、気持ち悪いことだったのかもしれない。
そして面倒くさがりな私がたどりついた所
美容師さん、私に丁寧に教えてくれて本当に感謝しています。
とてもよく分かりました。
ただ、私はすべてを頭で考えたときにひとつの答えにたどりつきます。
もうシャンプーもリンスもしなくて良いじゃない。
だって、シャンプーを使ったらその代償に本来もってるはずのバリア機能を失うことになるんでしょ。
だから本来なら必要のないリンスまでつけなきゃだめなわけでしょ。
しかも、お湯で流すだけで8割くらいの汚れも落ちるって言うし。
あとの2割ほどには、必要な汚れや脂も含まれているんでしょ。
美容室のシャンプーが良いのは分かったけど、お金に余裕はない。
でもだからって、成分に気を配って丁寧に市販品を見定めることができるような人間でもない面倒くさがりの私。
だったらさ、お金も節約できるんだし、湯シャンでいいじゃ~ん^^!!キラキラ~
ということで、湯シャンに辿りついて3ヶ月。
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今日も読んで頂きありがとうございます!^^
皆さんが素敵な一日を過ごせますように。